10月を迎えて 令和6年10月7日(月)
令和6年度も折り返しです。
日々の活動を大切にして、実り豊かな秋にしていきましょう。今月は主な行事として、全校合唱コンクールや2年生の職場体験学習などがあります。
3年生は進路選択という、人生にとって大きな岐路が控えています。焦ることなく、目標をひとつひとつ確かめ着実に取り組みましょう。日々の授業や家庭での学習こそ、みなさんの生きる力を養い高める場です。「学問に王道なし」ということわざがあります。勉学に近道はありません。着実な取組を継続することが大切です。
年度後半も、明るく楽しく元気よくを合言葉に充実した学校生活を過ごしていくよう期待しています。 校長 大泉 真澄
9月を迎えて 「大変なときは、助けを求める」 令和6年9月4日(水)
昨年世界の7月の平均気温が観測史上最も暑くなり「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代がきた」と国連の事務総長が述べました。そして、今年もまた暑い夏。
今から18年前の2006年2月にNHKスペシャルで温暖化がもたらす地球の気候変動をスーパーコンピューターで予測した番組がありました。先生は技術・家庭科を教えていましたので、技術の発展と今後の社会の在り方についての授業でこの内容を取り上げ、生徒と考えました。番組の中では、5月に初夏を迎え、10月まで気温が30度を超える夏が続くといった予測がされていました。当時はまさかと思うような内容でしたが、ここ数年の気候から地球温暖化による影響が、確実にこの地球をむしばみつつあることを実感せずにはいられないこの夏でした。
さて、楽しかった夏休みに別れを告げ、2学期が始まりました。「2学期がとうとう始まってしまった」というのが、正直なところでしょうか。各大会やコンクールでの躍進など、これまでの取組の成果を大いに発揮した人。さらには東北大会や全国中学校総合体育大会という大きなステージを経験し、ひと回りもふた回りも成長した人。自分自身を律し、奮い立たせながら、部活動に汗を流した人。教育相談やオープンスクールを機会に、本格的に受験勉強を始めることができた人。あれもやりたい、これもやりたいと思っていたのに、気がついたら夏休みが終わっていたという人。一人一人、様々な思いを胸に抱いていることと思います。
2学期は、実りの秋と言われているように、体育的な行事や文化的な行事など様々な行事があります。この2学期を充実させるために常に心に留めてほしいキーワードをみなさんに伝えます。それは、大和町民の一員として「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」「自分を表現する力」「チャレンジする力」を大切に、「挑戦こそが成長のカギ」を実践してほしいということ。そして、自分自身や仲間が大変な時は、抱え込まず、身近な人に助けを求めることを大切にしてほしいということです。
年度で一番長い2学期、ATG442で最高の宮中づくりに取り組んでいきましょう。
校長 大泉 真澄
7月を迎えて 「習慣の大切さ」 令和6年7月5日(金)
6月は富谷黒川地区総合体育大会を皮切りに第1回の定期考査、今年度から組織がスタートしている仙台北区での中体連陸上技大会、水泳大会と行事が続きました。
先月のコラムは「幸せの瞬間」というタイトルでした。まさに宮床中学校の生徒は"本気で取り組めるときこそ"「幸せの瞬間」であることを感じさせてくれました。このことは、生徒一人一人が各自の目標に向かって頑張って取り組んでいた成果であったと思っています。県大会やコンクールに出場する部の活動は、これからが本番です。
最後まで精一杯取り組んで欲しいと期待しています。保護者、地域の皆様、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
さて、早いもので1学期最後の月となりました。1学期を振り返って、「こんなことができた」、「こんなことができなかった」と各自反省することがあると思います。
人には、コツコツと取り組んできて、いつの間にかそれが習慣となり、自分自身にとって良い結果となっていることがあります。この習慣というのは天性の才能ではありません。継続して努力を積み重ねた結果なのです。ぜひ、1学期という節目の月に新たな習慣を身に付けたいと考え、努力し続ければ、必ず身に付くものです。あきらめないで必ずできると信じてチャレンジすれば、成功の日を迎えた時、大きな力と自信が身に付いていることに気付くはずです。
生徒の皆さんの生活が充実したものとなるためにも、挑戦こそが成長のカギという気持ちを大切に、今月もATG442で過ごしていきましょう。
校長 大泉 真澄
6月を迎えて 「幸せの瞬間」 令和6年6月6日(木)
2日間の中総体を終えた選手の皆さんは,今年の中総体を振り返り,どう感じていますか。そして,今はどんな気持ちでいるのでしょうか。私は,いろいろな会場からの報告を受けながら,自分の力を振り絞って試合にのぞんでいる皆さんの姿を想像していました。
本当によく頑張ったと思います。
目標にしていた成績を達成できた部,残念ながら届かなかった部でも,顧問の先生方の胸を打つ,すてきな場面がたくさんあったことと思います。
「自分,そして,仲間を信じるということ」「全力投球すること」「本気の涙を流すこと」
これらのことは,中総体だけでなく,毎日の授業や学校の行事を協力してつくり上げていく上で,とても大切なことです。これからも皆さん一人一人が力を合わせて,最高の宮中を自分たちの手で,つくっていきましょう。
大会期間,学校の代表として,プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも,必死で頑張ってくれた選手諸君に,心からの拍手を送りたいと思います。そして,選手を支え,声援を送り続けてくれた応援の皆さん,皆さんの応援する気持ちが選手の力を存分に引き出しました。ありがとうございました。
最後に,大会当日まで真剣に指導に当たった先生方やコーチ,支えてくれた保護者の皆さん,そして,生徒諸君,これらががっちり団結して,今回の大活躍がありました。これからも,ますます伸びていく予感がします。頑張れ,宮床中学校!
校長 大泉 真澄
令和6年度スタート 「挑戦こそが成長のカギ」 令和6年4月24日(水)
保護者の皆様,校長の大泉真澄です。宮床中学校にお世話になって2年目となりました。
昨年度もそうでしたが,今年も子どもたちが互いに協力して頑張っている姿がいろいろな場面で見られ,たいへんうれしく思っています。保護者の皆様には,日頃から本校の教育活動に対しまして,物心両面にわたり御厚情を賜り,衷心より感謝申し上げます。
さて,先日の1学期の始業式で生徒たちと先生方に向けて『今日から始まる新学年での生活を「あかるく,楽しく,元気よく」挑戦こそが成長のカギ!を合い言葉にして,大和町民の一員として温かい心を大切にしながら,力いっぱい取り組んでいこう』と話をしました。生徒一人一人が自分の持ち味を存分に発揮しながら,中学生としてふさわしい力をしっかり身に付けられるように,目先の小さな成果にとらわれることなく,何事にも全力で立ち向かって,心と体の基礎体力をしっかり付けていくよう取り組んでまいります。
全校生徒442名が,明るく(A),楽しく(T),元気よく(G) 語呂合わせでATG442
やる気と活気のある学校をつくっていきたいと思います。今後とも本校の教育活動に対しまして,限りない御支援・御協力を賜りますよう,お願い申し上げます。
校長 大泉 真澄