投稿日:2025.04.09
令和7年度 入学式
穏やかな春の日差しが降り注ぐ今日の佳き日、令和7年度入学式が執り行われ、129名の新入生が宮床中学校に入学しました。
新入生の皆さんを宮中生として迎えるにあたり、「学校はどんな場所か」ということを考えてほしいと思います。その答えは「学校」という漢字に込められています。
学校の「学」は学び舎、この宮床中学校を指します。学校の「校」は木が交わると書きます。木が成長するとき、時として枝と枝がぶつかることがあります。その時、枝が折れてしまったり、傷ついてしまったりすることもあります。一方で、根っこはぶつかることなく、土の中を縫って根を張り、養分を蓄え、しっかりと大地に根を下ろします。学校での集団生活の中でも、枝と枝のように、他の人と考えや思いがぶつかることがあるかもしれません。でもそれは成長の過程であり、人と人との関わり方や社会というものを学んでいる姿と捉えることができると思います。是非その中で、お互いの個性を認め合い、自らの個性を発揮し、しっかりとした根を張り、自分を作り上げてほしいと思います。
宮床中学校の校訓「自立・共励・躍進」には宮床中生が大切にしてきた3つの精神が込められています。
自立とは、自分の力で考え、判断し、行動すること。
共励とは、互いに励まし合い、高め合うこと。
躍進とは、夢や志に向かって、力強く前進すること。
この3つの精神を胸に刻み、大地にしっかりと根を張り、大空へ伸びやかに枝を広げ、一人一人の美しい花を咲かせることができる3年間の学校生活を過ごしてほしいと思います。
入学生129名の宮床中学校での大活躍を期待しています!!
校長 森山 治