投稿日:2023.03.10
みやぎ鎮魂の日朝会
3.11みやぎ鎮魂の日を翌日に控え、3月10日(金)に「みやぎ鎮魂の日朝会」が行われました。震災当時は、生まれたばかりか、まだ生まれていない子どもたちですが、震災の教訓をしっかりと伝えるために、今年は校長が子どもたちにお話をしました。校長自らの震災体験を話し、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。その中で、「もし、一人の時に災害が起きたら、どこに行きますか?」「どこで家族を待ちますか?」「家族と数日会えない場合、電気やガスが使えない中で、自分でなんとか食べ物を食べて過ごすことができますか?」などと問われ、子どもたちははっとした表情で、問題を「自分ごと」として捉えたようでした。
そして、大切なこととして、「自分一人で災害にあったとき、自分の命を守れるのは自分しかいない。そのためにこれまで学んだことを生かし、落ち着いて行動すること」「家族と連絡がつかない場合の約束をお家の人と決めておくこと」「避難所で一人になっても大丈夫なように、自分から相談できること。わがままを言わないこと」などが大切であると説明されました。震災は過去のことではなく、これからもいつ大きな災害が起きるか分かりません。ぜひ、この機会に、ご家族で対応の仕方や約束を話し合ってください。
3.11で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。