投稿日：2017.01.19

3年生「北目神楽」　＜協働教育＞

　1月17日（火），3年生が総合的な学習の時間に「北目神楽」の学習を始めました。

　「北目神楽」の演目には，「天ノ岩戸」のような神話にまつわるものや「三宝荒神」のような豊作祈願の舞など，記録に残されているだけでも15の演目があります。現在は，後継者も少なくなり，踊れなくなった演目も出てきているという話を聞きました。鶴巣だけでなく，各地域で神楽のような伝統文化が消失していく中，ユネスコスクールでもある鶴巣小学校としては，地域の伝統文化を引き継いでいくための活動の一環として，今年度から「北目神楽」の伝承に取り組み始めました。

　3年生の社会科単元に「かわってきた人々のくらし～古くから伝わる芸能～」があり，それと合わせながら，北目神楽保存会の協力を得て10時間程度，実際に踊りの練習を行います。3年生は，「三河舞」という両手に扇を持って踊る4人舞を練習し，最後には2年生に披露します。次年度の総合的な学習の時間につなげ，3年後には，3年生以上の子どもたちが，「鶴巣音頭」のようにみんなで踊れるようになればと考えています。